よくあるエンジニアのキャリアパス

エンジニアのキャリアパスとしてよくあるのが、正社員として数年働いてからフリーランスになることです。フリーランスは正社員とは違い、時間と場所にとらわれず自由に働けるメリットがあります。しかし、未経験でいきなりフリーランスとして成功するのは簡単なことではありません。もちろん、いきなりフリーランスのエンジニアとしてキャリアを始める人もいますが、基本的には数年実績を積んでから転身する人の方が多いです。なぜなら、フリーランスは即戦力になるスキルが求められることが挙げられます。

案件を獲得するためにクライアントとの交渉や自己アピールが必要ですが、未経験では自分の実力をアピールするのは難しいでしょう。3年~5年程度、エンジニアとしていろいろな仕事をしてきた実績があれば、クライアントからの信用が得やすくなります。管理職であるマネージャーを目指すのも、キャリアパスの一つです。定年まで現場で活躍するエンジニアもいますが、それほど多くはありません。基本的にはある程度現場で経験を積んだら、管理職に転向する人が増加する傾向にあります。

マネージャーは、プロジェクト全体をマネジメントする管理職です。特定の部署やチームを任せられ、人材の採用やチームメンバーの評価などを行います。給料がアップする、企業内での地位がアップするといったメリットがあるので、マネージャーを目指すエンジニアは多くいます。ほかにも、ゼネラリストやスペシャリストを目指すキャリアパスもあります。